安全な豆腐を選びたいけど、どうやって選んだらいいのか迷っていませんか?

この記事では、買ってはいけない豆腐の基準を栄養士が分かりやすくご説明していきます。
安全な本物の豆腐を選ぶポイントや、スーパーでも買えるおすすめ豆腐もお伝えしますね!
結論を言うと、買ってはいけない豆腐を見極めるポイントは2つ!
- 国産大豆ではないもの
- 天然にがりではないもの
他にも、消泡剤不使用と書かれたものの方がさらに安心ですが、最低この2つをクリアしていれば安全な豆腐になります。
スーパーにも意外と売ってあるので、ぜひチェックしてみて下さい!
- 買ってはいけない豆腐を簡単に!
- 本物の豆腐を選ぶポイント
- さらに安全!消泡剤不使用のおすすめ豆腐
ではさっそく見ていきましょう!
買ってはいけない豆腐とは?
買ってはいけない豆腐の基準を決めるポイントは2つ!
- 国産大豆ではないもの
- 天然にがりではないもの
この2つがクリアしないと安全な豆腐とは正直言えません。
国産大豆でないとなにが不安?
国産大豆でないということは、輸入大豆している使用しているということ。
輸入大豆の問題点
- 遺伝子組み換え大豆
- ポストハーベスト農薬
遺伝子組み換え大豆は、除草剤への耐性や害虫抵抗性などの特性を持たせた大豆です。
厚生労働省などの公的機関は、遺伝子組み換え大豆は安全だと公言していますが、長期間食べ続けた結果の健康障害も、はっきりわかっていないことも現状としてあります。
遺伝子組み換えを行った作物が体内に入ると、アレルギーの原因になるのではないかという指摘は根強い。しかし厚生労働省は厳しい審査を行っており、アレルギーを引き起こす可能性があるような作物は市場に出まわらないと発表している。
引用元:農業とITの未来メディア
それになんとなく抵抗ありますよね。
また、輸入大豆にはどうしてもポストハーベスト農薬の問題がついて回ります。
収穫(ハーベスト)された後(ポスト)に、収穫物である果物や穀物、野菜に散布する農薬のこと。
引用元:アグリシステム株式会社
- ポストハーベスト農薬は、畑で使う農薬の100~数100倍の濃い濃度で使われる
- 農薬は表面に付着するだけでなく、皮の中にも浸透する危険性がある
- 発がん性などが疑われる薬剤も存在する
上記のようなことがあるので、国産大豆でないと『買ってはいけない豆腐』ということになります。
天然にがりではないものは何がダメ?
豆腐は、豆乳に凝固剤となる食品添加物を使って豆腐にしていきます。
なので、無添加の豆腐は存在しないんです!
ここでポイントなのが、天然のにがりなのか人工的につくられた食品添加物なのかを見極めること!
天然にがり
- 粗製海水塩化マグネシウム
- 塩化マグネシウム含有物
人口食品添加物
- にがり(塩化マグネシウム):過剰摂取すると下痢や高マグネシウム血症を引き起こす可能性がある
- 塩化カルシウム:比較的安全
- 硫酸カルシウム:大量に摂取すると腹痛や腸閉塞を引き起こす可能性がある
- グルコノデルタラクトン:自然界に存在する化合物で比較的安全
つまり、凝固剤として天然にがりになるものは2つだけ。



覚えにくいので、ココの内容をスクショしてスーパーで確認するといいですよ♪
さらに欲を言えば、消泡剤不使用と書かれた豆腐がさらに安心です!
詳しくは『本物の豆腐を選ぶポイント』で解説していきます。
本物の豆腐を選ぶポイント
本物の豆腐を選ぶポイントは 次の3つ
- 国産大豆100%
- 凝固剤はにがりのみ
- 消泡剤不使用
この3つを満たした豆腐は、安心して食べる事ができます。
スーパーでも意外と売ってあるので、パッケージ裏の原材料表示を確認してみて下さいね!



では、それぞれのポイントを具体的に見ていきましょう。
国産大豆100%のもの
まず一番大切なのは「国産大豆100%」の豆腐を選ぶこと。
輸入大豆は安価で手に入りやすい反面、遺伝子組み換えや農薬の使用が気になるケースがあります。
国産大豆は管理が徹底されており、安全性が高いだけでなく、味も濃く、甘みがあるのも特徴。
スーパーでよく見かける「北海道産大豆使用」や「国産丸大豆100%」と書かれている豆腐は、安全な豆腐ということになります。
国産大豆を選ぶメリット
- 大豆の旨味と甘みが強い
- 遺伝子組み換えや農薬のリスクが低い
- 子どもにも安心して食べさせられる
凝固剤は「にがり」のみ
次に注目すべきは「凝固剤」です。
豆腐は大豆から豆乳を作り、それを固めることで完成しますが、この固める役割をするのが「にがり」。
スーパーには「硫酸カルシウム」「グルコノデルタラクトン」などの凝固剤を使った商品もありますが、できれば「にがり」だけで作られた豆腐を選ぶと安心です。
にがりを使うことで大豆本来の香りと甘みがしっかり残ります。
パッケージの裏に「凝固剤(塩化マグネシウムにがり)」と書かれていれば安心!
少し価格は高めですが、冷奴にするとその違いがはっきりわかりますよ!
にがり豆腐の特徴
- 大豆の風味が濃く、味がしっかりしている
- 食感がほどよくなめらか
- シンプルで添加物が少ない
消泡剤不使用のもの
最後にチェックしてほしいのが「消泡剤」です。
豆腐を作るとき、豆乳を煮る過程で泡が立つのですが、その泡を抑えるために「消泡剤(シリコーンなど)」が使われることがあります。
しかし、消泡剤は加工助剤にあたり、出来上がった豆腐に成分が残らないので表示の義務がありません。
消泡剤は食品添加物の中でも比較的安全とされていますが、無添加を意識するなら「消泡剤不使用」と書かれた商品を選ぶのがおすすめです!



気になる方は、消泡剤不使用と書かれた豆腐を選んで下さいね。
消泡剤不使用豆腐のメリット
- 無添加で安心
- より自然に近い製法
- 子どもや健康志向の方にぴったり
消泡剤不使用・スーパーでも買える豆腐おすすめ6選
スーパーでも買える安心な豆腐をお伝えします。
消泡剤不使用の豆腐も一緒にご紹介していきますね!
今から紹介する商品は、国産大豆100%使用で、天然のにがりを凝固剤に使っている豆腐のみですので、安心して食べる事ができます。
また、消泡剤不使用と記載のものは記載しておくので、参考にされて下さい。
商品名 | 内容量 | 価格目安 | 消泡剤 | |
---|---|---|---|---|
【オーサワ】国産有機なめらか絹豆腐 | 240g(120g×2) | 約450円 | 不使用 | 詳細 |
【椿き家】国産有機豆腐 | 150g | 約250円 | 不使用 | 詳細 |
【もぎ豆腐店】三之助絹ごし豆腐 | 300g | 約330円 | 不使用 | 詳細 |
【さとの雪】ずっとおいしい豆腐 | 300g | 約180円 | 不使用 | 詳細 |
【宮島庵】有機絹豆腐 匠 | 260g | 約560円 | 不使用 | 詳細 |
【男前豆腐店】豆皿豆腐 | 35g×8個 | 約160円 | 不使用 | 詳細 |



詳しくご説明していきます。
【オーサワ】国産有機なめらか絹豆腐


- 内容量:240g(120g×2)
- 参考価格:約450円
- 購入場所:オーサワジャパン公式通販、楽天市場、自然食品店など
有機大豆(北海道・青森産)/豆腐用凝固剤[粗製海水塩化マグネシウム(にがり)]
- 添加物を避けたい方
- 子どもに安心して食べさせたい方
- なめらかな口当たりの豆腐が好きな方
オーサワの国産有機なめらか絹豆腐は、国産有機大豆だけを使い、昔ながらのにがりで固めた豆腐です。
保存料や消泡剤は一切使っていないので、素材の味がそのまま生きています。
食べ切りサイズの充填豆腐なので使い勝手も良く、冷奴にすると口の中でとろけるようななめらかさを感じられ、味噌汁に入れてもくずれにくいのが特徴です。
口コミをみると以下のような声が多いです。
- 大豆の香りが豊かで美味しい
- 子どももパクパク食べる
- 価格が少し高い
口コミをまとめると、オーガニックで安心して食べられると高評価でした。
【椿き家】国産有機豆腐


- 内容量:150g
- 参考価格:約250円
- 購入場所:生協、自然食品店、スーパー、椿き家本店、楽天市場など
有機丸大豆(国産)、凝固剤(塩化マグネシウム〈にがり〉)
- 昔ながらの豆腐を楽しみたい方
- 素材にこだわりたい方
- 毎日の食卓で安心して使いたい方
椿き家の国産有機豆腐は、昔ながらの製法にこだわり、国産有機大豆を贅沢に使用しています。
豆の旨みと甘みがしっかり感じられる濃厚な味わいで、冷奴にすると大豆の風味がさらに際立ちます!
温めても型くずれしにくく、鍋や湯豆腐にも使いやすいのが特徴で、家庭料理に幅広く活用でき、体にやさしい豆腐です。
口コミをみると以下のような声が多いです。
- 豆の味が濃くておいしい
- 鍋に入れてもくずれにくい
- 値段が高め
口コミをまとめると、安心して食べられるおいしい豆腐の上に、比較的スーパーでも買いやすいことが人気のようです。
【もぎ豆腐店】三之助絹ごし豆腐


- 内容量:300g
- 参考価格:約330円
- 購入場所:楽天市場、Amazon、自然食品店、百貨店の食品売り場など
大豆(国産)、凝固剤・粗製海水塩化マグネシウム含有物(にがり)
- 素材の味をしっかり感じたい方
- なめらかな食感の豆腐が好きな方
- 子どもから大人まで安心して食べられる豆腐を探している方
三之助の絹ごし豆腐は、国産大豆を100%使い、消泡剤を使わずに昔ながらの方法で作られています。
口に入れるとなめらかに溶けていき、大豆の甘みが広がるのが特徴。
冷奴にすると豆の旨みをしっかり味わえ、麻婆豆腐や白和えに使ってもやさしい味わいに仕上がります。
保存料を使っていないので、安心して家族に食べさせられる豆腐です。
口コミをみると以下のような声が多いです。
- 大豆の香りが豊かで美味しい
- スーパーの豆腐とは全く違う
- 近所では手に入りにくい
口コミをまとめると、スーパーでも比較的手に入りやすい無添加豆腐でおいしいとの声がありました。
【さとの雪】ずっとおいしい豆腐


- 内容量:300g
- 参考価格:約180円
- 購入場所:スーパー、楽天市場、Amazon、公式オンラインショップ
大豆(国産)/ 凝固剤(塩化マグネシウム(にがり))
- 常温で保存できる豆腐を探している方
- 買い置きしていつでも豆腐を楽しみたい方
- 手軽さと安心を両立させたい方
ずっとおいしい豆腐は、開封前なら常温で長期間保存(約157日間)できる新感覚の豆腐!
冷蔵庫に入れなくてもよいので、買い置きしておくと忙しい日にもすぐに使えますよね。
口あたりはなめらかでクセがなく、冷奴はもちろん、麻婆豆腐や味噌汁に入れてもおいしく食べられます。
非常食としても役立つため、日常ともしもの時の両方で安心して備えられる商品です。
口コミをみると以下のような声が多いです。
- 常温保存できるのが本当に助かる
- 味がしっかりしていておいしい
- 非常食としても安心
口コミをまとめると、常温保存可能なのに安心できる豆腐で、味も満足できる点が高く評価されていました。
【宮島庵】有機絹豆腐 匠


- 内容量:270g
- 参考価格:約560円
- 購入場所:楽天市場、自然食品店、公式オンラインショップ
有機丸大豆(国産100%)、凝固剤(塩化マグネシウム〈にがり〉)
- 有機大豆にこだわりたい方
- 子どもや家族に安心な豆腐を食べさせたい方
- 冷奴や湯豆腐で豆腐本来の味を楽しみたい方
宮島庵の「有機絹豆腐 匠」は、国産有機大豆を100%使い、にがりで丁寧に固めた豆腐です。
口あたりは絹のようになめらかで、大豆の甘みがしっかりと広がります。
冷奴にすると醤油を少し垂らすだけで豆本来の味を堪能でき、湯豆腐にすると上品なコクが感じられます。
保存料や消泡剤を使わないため安心で、素材そのものを大切にした豆腐です。
口コミをみると以下のような声が多いです。
- 大豆の香りが濃厚で美味しい
- 「口あたりがなめらかで上品
- 近所では買えない
口コミをまとめると、大豆の味が濃厚でリピートする価値のある商品だが、少々値段が高めであるという声がありました。
【男前豆腐店】豆皿豆腐


- 内容量:35g×8個
- 参考価格:約160円
- 購入場所:Amazon、楽天市場、大型スーパー、自然食品を扱う一部店舗
大豆(国産)、粗製海水塩化マグネシウム
- 離乳食に使いたい方
- 食べきりサイズが欲しい方
- 甘めの豆腐を食べたい方
特濃けんちゃんでおなじみの男前豆腐店の商品。
豆皿豆腐は、小さなパックに入った便利な豆腐なので、1回分がちょうどよく、無駄なく食べきれるのが特徴です。
離乳食にも使いやすく雑誌でも取り上げられている人気の豆腐になります。
豆の甘みを感じられ、冷奴や味噌汁に入れても!
冷蔵庫でストックしておけば、朝食やお弁当、夜食などにもサッと出せて重宝します。
口コミをみると以下のような声が多いです。
- 1パックがちょうどいい大きさ
- 味が濃くて美味しい
- 売ってないスーパーもある
口コミをまとめると、小分けパックが使い勝手がよく味も濃厚で人気であることがわかります。
今回初紹介した商品は、全て消泡剤不使用のものです。
スーパーでも見かけるものもあったのではないでしょうか?
お近くのスーパーだと、地元の豆腐屋さんが作っているものもあると思います。
おそらく天然にがりを使っていて、保存料なども入っていない無添加に近いものが多いはず!
大手スーパーが近くにない方は、通販か地元の豆腐屋さんの豆腐で購入してみて下さいね!
まとめ:スーパーで買いやすいのは【椿き家】がおすすめ
今回は『買ってはいけない豆腐とは?消泡剤不使用の豆腐おすすめ6選』と題してご紹介してきました。
商品名 | 内容量 | 価格目安 | 消泡剤 | |
---|---|---|---|---|
【オーサワ】国産有機なめらか絹豆腐 | 240g(120g×2) | 約450円 | 不使用 | 詳細 |
【椿き家】国産有機豆腐 | 150g | 約250円 | 不使用 | 詳細 |
【もぎ豆腐店】三之助絹ごし豆腐 | 300g | 約330円 | 不使用 | 詳細 |
【さとの雪】ずっとおいしい豆腐 | 300g | 約180円 | 不使用 | 詳細 |
【宮島庵】有機絹豆腐 匠 | 260g | 約560円 | 不使用 | 詳細 |
【男前豆腐店】豆皿豆腐 | 35g×8個 | 約160円 | 不使用 | 詳細 |
今回紹介した商品は上記の通りです。
コスパや流通の問題もありますが、【椿き家】国産有機豆腐なら、比較的手に入りやすいのではないでしょうか?
安心できるおいしい豆腐を、ぜひご堪能下さい。