この記事を読むとココがわかる!
- よく切れる包丁おすすめ9選!今すぐ買うならこの包丁!
- よく切れる包丁の選び方!初心者でもわかるポイントを解説
- 切れ味を長持ちさせるメンテと研ぎ方
- よくある質問(FAQ)
料理中に「なんだかこの包丁切りにくい…」と感じること、ありますよね。
実は、よく切れる包丁が一本あるだけで、下ごしらえが驚くほどスムーズになり、毎日の料理がぐっと楽しくなります♪
この記事では、よく切れる包丁を、手入れや用途に合わせて比較しながら、おすすめの9選としてわかりやすく紹介します。
初めての人でも選びやすいポイントもまとめているので、よく切れる包丁を探している方にぴったりです。
自分に合う一本を見つけるきっかけになればうれしいです♪
ではさっそくご紹介します。
よく切れる包丁おすすめ9選!今すぐ買うならこの包丁!
ここでは、今すぐ買って間違いない「よく切れる包丁」を厳選して紹介します。
料理のしやすさがぐっと上がる一本を、ぜひ見つけてください♪
家庭料理におすすめのよく切れる包丁|厳選3選!
家庭料理で使いやすい、よく切れる包丁を3つご紹介します。
どれも使いやすいタイプの包丁なので、吟味してみてくださいね!
貝印 KAI 関孫六 匠創 三徳包丁 ディンプル 165mm AB5157
参考価格:約 3,800円~5,000円前後
- 料理初心者でも、しっかり使える一本を長く使いたい方
- 手入れの簡単さ・衛生面も気になる主婦・主夫・共働き世帯
- 和洋どちらの食材も扱い、食材が刃にくっつくのを少しでも減らしたいと考えている方
- 刃体
- ハイカーボンステンレス刃物鋼
- 柄
- 18-8ステンレススチール
- 種類
- 三徳包丁
- 本体サイズ
- 全長:290mm
- 刃渡り:165mm
- 重量:128g
- 利き手:右利き・左利き兼用
- 購入可能場所:公式オンラインストア、楽天市場、コメリ(店舗確認必須)など
- 切れ味や衛生面での評価が高く、扱いやすさを感じる方が多いです。
- 価格以上の満足感があるという口コミも多く、コストパフォーマンスを高く評価する人が多い印象です。
- 一方で、「思ったより切れ味が控えめ」「柄が細くて握りづらい」といった改善希望の声もあります。
使いやすさをまとめた口コミとしては

オールステンレスで洗いやすい!



ディンプル加工で野菜がくっつきにくいから使いやすい
といった声があり、日常の調理で使いやすいという意見が目立ちました。
また、値段の割によく切れる包丁で「この価格でこの切れ味は文句ない」「家族みんな喜んで使っている」とのレビューも見られます!
一方で、手の大きさや好みによって使い心地が分かれるという印象もありました。
口コミのトータルでは、コストパフォーマンスもよく、使い勝手の良いよく切れる包丁であるということがわかります。
柳宗理 キッチンナイフ 18cm
参考価格:約6,900円〜11,000円前後
- デザイン性と切れ味のバランスが良い一本を長く使いたい方
- 洗いやすさ・衛生面を重視したい主婦・主夫・共働き世帯
- 肉・魚・野菜まで幅広く扱え、万能に使える包丁を探している方
- 刃体
- 3層鋼ステンレス
- 柄
- 18-8ステンレス
- 種類
- キッチンナイフ
- 本体サイズ
- 全長:305mm
- 刃渡り:180mm
- 重量:約 150 g~165 g(モデルによって若干異なる)
- 利き手:両利き(左右兼用)仕様
- 購入可能場所:楽天市場、Amazon、専門キッチン用品店、デザインショップなど
- 切れ味が良く、肉や野菜も力を入れずにスッと切れると高評価。
- オールステンレスで洗いやすく衛生的という意見が多数。
- 一方で、「少し重い」「濡れた手だと滑りやすい」という声もあります。
口コミを見ると



切れ味が長持ちするから、普段使う最適!



つなぎ目がないから、洗いやすくて手入れがラクなのがうれしい!
といった声があり、オールステンレスならではの使いやすさが、口コミからわかりますね!
また、切れ味が長持ちするのは毎日料理する人にとっても、たまに包丁を使う人にとってもうれしいですね。
ただ、軽い包丁を使っていた方にとっては少し重たく感じる点もあるようです。
少し重めの包丁は、安定感があるので慣れると使うやすいとは思いますが、気になる方もいるのかもしれませんね。
ただ、トータル的にはよく切れる状態が長く続く包丁なのでおすすめの一品です。
ビタクラフト ソリッドナイフ(シェフナイフ)


参考価格:約 6,000円〜7,000円前後
- 料理初心者だけど、しっかり使える一本を長く使いたい方
- 手入れの簡単さ・衛生面も気になる主婦・主夫・共働き世帯
- 和洋どちらの食材も扱い、食材が刃にくっつくのを少しでも減らしたいと考えている方
- 切れ味・耐久性・衛生面のバランスが良く、総合的に満足度が高いという声が多いです。
- オールステンレス構造で継ぎ目がなく、洗いやすく衛生的に使えるという口コミが多数見られます。
- 一方で、刃幅や重さ、ステンレス柄の滑りやすさに触れる意見もあります。
口コミを見ると



すごくよく切れる包丁で、毎日の料理が快適!



オールステインは、洗いやすくていい!
手入れもしやすく、よく切れる包丁というとこでかなり高評価であることがわかりますね。
一方で、刃渡りが少々長めなので慣れるまで、使いずらく感じる方もいるようです。
口コミのトータルでは、よく切れて長く使える包丁ということで、人気の商品になっています!
一生モノのよく切れる包丁おすすめ3選
少々値段が高いけど、一生モノの包丁が欲しいという方にはこちらがおすすめです!



料理好きなら1本は手元に置いておきたい一生モノの包丁!
ぜひ、吟味してみてくださいね!
藤次郎 CLASSICダマスカス 牛刀 210mm F-655
参考価格:約 20,000円〜24,000円前後
- 長く使える “一生モノ” の洋包丁を探している人
- 肉・魚・野菜と幅広い食材を一丁で対応したい家庭料理家/料理好きの人
- デザイン・素材ともにこだわりがあり、刃の模様(ダマスカス)や柄の質感も重視したい人
- 刃体
- 芯材:V金10号
- 側材:ハイカーボン・ローカーボンステンレス鋼
- 柄
- 積層強化材(口金付き)
- 種類
- 牛刀(シェフナイフ・両刃)
- 本体サイズ
- 全長:約340mm
- 刃渡り:約210mm
- 重量:約 205 g
- 利き手:両利き対応
- 購入可能場所:楽天市場、ブランド公式サイト、専門包丁販売店など
- 切れ味・耐久性・扱いやすさのバランスが良く、総合的に満足度が高いという声が多いです。
- ダマスカス刃と強化木ハンドルの仕上げが丁寧で、長く使える点を高く評価する声が多く見られます。
- 一方で、刃渡り210mmの大きさや重みについて触れる意見もあります。
藤次郎 CLASSICダマスカス 牛刀の口コミを見ると



怖いくらいよく切れる!



家庭用の包丁で、ここまでの切れ味が出れば最高!
刃渡りも普通に売っている包丁より長めですが、そこまで使いにくいと感じることはないようです。
とにかく切れ味がよくて、魚をさばくのがラクになったという声もありました。
また、玉ねぎのみじん切りをしても目が痛くならなくなったという声もあり、切れ味がいかにすごいかわかりますね!
兼常作 KC-100シリーズ 三徳包丁180mm
参考価格:約21,700円前後
- 毎日の調理を切れ味重視で快適に進めたい人
- 見た目にも仕上げにもこだわった包丁で、キッチン道具として所有感も大切にしたい人
- 肉・魚・野菜と幅広く対応する万能型三徳包丁を一丁で長く使いたい人
- 刃体
- 芯材:VG10ステンレス鋼
- 側材:33層ダマスカス鋼(割込構造)
- 柄
- 黒合板強化木(口金付き)
- 種類
- 三徳包丁(両刃)
- 本体サイズ
- 全長:約300mm
- 刃渡り180mm
- 重量:約160 g
- 利き手:両利き対応
- 購入可能場所:楽天市場、全国の刃物専門店・公式メーカー取扱店など
- 切れ味・耐久性・扱いやすさのバランスが良く、総合的に満足度が高いという声が多いです。
- 側材に33層ダマスカス鋼を用いた刃紋デザインと黒合板柄の仕上げが丁寧で、見た目の良さや所有感を評価する声が多く見られます。
- 一方で、刃渡り180mm・全長約300mmというサイズや重量約160gについて触れる意見もあります。
兼常作 KC-100シリーズ 三徳包丁の口コミは



切れ味が長く続いてるからイイ!
刃渡りが一般的な包丁と同じくらいなので、ギフトにも人気の商品です。
使いやすい上に、切れ味が長持ちするので大切に使いたくなる商品ですね!
SiTRA 咲シリーズ 三徳包丁 割込「青紙 三徳」
参考価格:約22,000円〜25,000円前後
- 切れ味と耐久性を重視した“一生モノ”の包丁を探している人
- 肉・魚・野菜を1本で幅広く対応した万能型三徳包丁を求めている人
- 見た目や素材、構造にもこだわりがあり、キッチン道具として所有感を満たしたい人
- 刃体
- 芯材:青紙スーパー鋼
- 側材:ステンレス鋼(割込構造)
- 柄
- 天然木ハンドル(口金付き)
- 種類
- 三徳包丁
- 本体サイズ
- 全長:約300mm
- 刃渡り:約180mm
- 重量:約175g
- 利き手:両利き対応
- 購入可能場所:楽天市場、Amazon、公式ブランドサイトおよび専門包丁販売店など
- 切れ味・耐久性・扱いやすさのバランスが良く、総合的に満足度が高いという声が多いです。
とくに「青紙スーパーならではの鋭い切れ味で、スッと食材に入って調理が快適に進む」という評価が目立ちます。 - 割込構造の刃と天然木ハンドルの仕上げが丁寧で、長く使える点を高く評価する声が多く見られます。
研ぎ直しをしながら愛用できることを魅力に感じるユーザーが多い印象です。 - 一方で、刃渡り180mmのサイズや約175gという重さについて触れる意見もあります。
全体として評価は高いものの、手の大きさや好みによって軽さ・重さの感じ方が分かれるという声もみられます。
SiTRA 咲シリーズ 三徳包丁 割込「青紙 三徳」の口コミを見ると



切れ味がいい上に、見た目もかっこいいので最高!



鶏肉が簡単に切れてストレスなし!
この包丁は、青紙スーパーという最高級の硬度をもつ鋼で作られています。
なので、よく切れるのは間違いありません!
軽い力でも切れる包丁は、ギフトにも最適ですね。
見た目がかっこいいのも人気の理由の1つです。
コスパ重視!よく切れる万能包丁おすすめ「3000円以下」に厳選
いくらよく切れる包丁でも、高いものではなかなか手が出ないという方もいらっしゃいますよね。
そこで、価格が3,000円以下でもよく切れる包丁をまとめてみました!
IKEA VARDAGEN 三徳包丁


参考価格:約1,499円前後
- 初めて「万能包丁」を持ちたいけれど、予算を抑えたい人
- キッチンの雰囲気を北欧・シンプルテイストにしたい人で、見た目にもこだわりたい人
- 「肉・魚・野菜」を1本でこなしたい家庭用として、過度な性能を求めず日常使いに適した包丁を探している人
- 刃体
- ステンレススチール
- 柄
- ウォールナット無垢材(木製ハンドル)
- 種類
- 三徳包丁
- 本体サイズ
- 全長:約290mm
- 刃渡り:160mm
- 重量:約170g
- 利き手:両利き対応
- 購入可能場所:楽天市場、公式 IKEA オンラインストア、IKEA店舗など
- 切れ味・耐久性・扱いやすさのバランスが良く、総合的に満足度が高いという声が多いです。
- ステンレス鋼の刃とウォールナット柄の組み合わせが扱いやすく、見た目の良さや手に馴染む使用感を評価する声が多く見られます。
- 一方で、刃のくぼみ部分に食材のかすが残りやすいという意見もあります。
IKEAで販売されている三徳包丁です。



使いやすくて、食材もしっかり切れる



持ちやすいし、安定感がある
IKEAでも人気の商品で、コスパがいいのに使いやすい点が高く評価されています。
食材が刃にくっつきにくくする構造なので、でんぷん質の多いジャガイモなども、くっつかずに切れそうですね!
一方で、刃のくぼみ部分はしっかり洗わないと、汚れが残ってしまう可能性もあるようです。
しかし総合的には、コスパ重視で買うなら、十分だと思います。
IKEA公式サイトや店舗で購入した方が安く手に入りますよ!
貝印 ポップスター穴あき三徳 165mm
参考価格:約1,600円〜2,900円前後
- 初めての三徳包丁として価格を抑えて万能な一本を探している人
- 日常使いで肉・魚・野菜を一丁でこなしたい家庭用ユーザー
- コストパフォーマンス重視で、パッと買って使いやすいステンレス製包丁を求めている人
- 刃体
- オールステンレス一体構造
- 柄
- 同じくステンレススチール一体型
- 種類
- 三徳包丁
- 本体サイズ
- 全長:約295mm前後
- 刃渡り:165mm
- 重量:公称値は確認できません。購買時には実重量をご確認ください。
- 利き手:両利き対応
- 購入可能場所:楽天市場、刃物専門店・キッチン用品店など
- 切れ味・耐久性・扱いやすさのバランスが良く、総合的に満足度が高いという声が多いです。
- オールステンレス構造と穴あき刃仕様により、「扱いやすく、食材がくっつきにくい」「洗いやすく衛生的に使える」といった声も多く見られます。
- 一方で、柄が少し太めなので手の小さい方は気になるかもしれないという意見もあります。
貝印 ポップスター穴あき三徳包丁の口コミは



持ちやすいので普段使いに最適!



安いのにめちゃくちゃ切れるので、お買い得!
さすがは貝印!と太鼓判を押す人もいるくらい、よく切れる包丁です。
使い勝手もよく、洗いやすいので衛生的にも問題ないと高評価!
一方で、柄が少々太めなのが気になる方もいるようです。
しかし総合的には、コスパ最強のよく切れる包丁で間違いありません。
PISCES(パイシーズ) オールステンレス 穴明万能包丁
参考価格:約1,800円〜3,000円前後
- 継ぎ目のないオールステンレス仕様で、衛生的に使いたい人
- 費用を抑えつつ万能包丁(肉・魚・野菜)を一本で対応したい人
- 洗いやすさ・手入れの簡単さを重視し、日常使い用として手軽なモデルを探している人
- 刃体
- オールステンレス一体構造
- 柄
- 同じくステンレススチール一体型
- 種類
- 本体サイズ
- 全長:約315mm
- 刃渡り:約180mm
- 重量:明確な“重量g”の公称値は確認できませんでした。
- 利き手:両利き対応
- 購入可能場所:楽天市場、専門刃物店・キッチン用品店など
- 切れ味・耐久性・扱いやすさのバランスが良く、総合的に満足度が高いという声が多いです。
- オールステンレス構造の一体型デザインにより、「汚れがたまりにくく洗いやすい」「衛生的に安心して使える」といった声も多く見られます。
- 一方で、刃渡り180mmというサイズ感や重量について触れる意見もあります。
PISCES オールステンレス 穴明万能包丁の口コミは



スタイリッシュなデザインで飽きがこない



重すぎず軽すぎず、手にフィットするから使いやすい
切れ味も申し分ないようで、実際3か月使った方のレビューでも切れ味は落ちていないと高評価です。
デザインが洗練されている点が人気の理由の1つで、他の包丁とセットで購入する方もいます。
よく切れる包丁の選び方!初心者でもわかるポイント
包丁を選ぶときに何をチェックすればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
刃の材質、硬度、持ち手や刃の長さなど、どれが自分に合っているのは実際わかりにくいですよね。
まずは簡単に初心者向けの包丁の選び方をご紹介します。
詳しく知りたい方は、次の項目からチェックしてご自身に合った包丁を見つけてみてください!
- 素材で迷ったら:VG10 or ハイカーボンステンレス
- 硬度は:HRC 58〜60
- サイズ:165mm(初心者最適)
- 重さ:130〜170g(標準が最強)
- 持ち手:樹脂 or ステンレス一体型



では、それぞれの特徴を詳しく説明していきます。
刃材(VG10/V金/ハイカーボン・ステンレス)とは?
包丁選びでまず迷うのが「刃の素材」。
実はここを押さえるだけで、切れ味の持ち・手入れの楽さ・長持ち度がほぼ決まります。
包丁の刃には色々な素材が使われていますが、大きく分けると次の3タイプです。
プロも家庭も広く使う“高バランスの万能素材”
- 日本製の高級ステンレス鋼
- 切れ味が長く続きやすい
- 錆びにくいのに鋼のような切れ味
- 研ぎ直しするとまた鋭く戻る
こんな人におすすめ
- 1本で長く使いたい
- 手入れはラクが良いけど切れ味も妥協したくない
家庭用から本格派まで、とても人気の高い素材です。
切れ味・耐久性に優れた“日本の有名刃材シリーズ”
VG10もこのV金シリーズの一つですが、V金シリーズは他にも種類があります。
- V金10号:硬くて鋭いプロ向けモデル
- V金5号:扱いやすく家庭向け
- 錆びにくく、切れ味が長持ちしやすい
特徴まとめ
- 日本の包丁でよく使われる
- 毎日の料理で違いを実感しやすい
価格と性能のバランスが良いので、初心者にも選びやすい刃材です。
高炭素(ハイカーボン)× 錆びにくいステンレスの“いいとこ取り”
- 従来の鉄の包丁より錆びにくい
- 切れ味も普通のステンレスより鋭く長持ち
- 手入れがラクで初心者向き
メリット
- 水に強い
- 扱いやすい
- 価格が比較的お手頃
「特別なこだわりはないけど、ちゃんと切れる包丁が欲しい」という人にぴったり。
目的別にわかりやすく整理すると…
- 切れ味・長持ちの両立 → VG10
- より本格派の鋭さ → V金10号クラス
- 扱いやすさ・手頃さ → ハイカーボン・ステンレス
まずは「お手入れのしやすさ」と「どれくらい長く使いたいか」で決めると失敗しません。
刃材は包丁の心臓部分。
VG10やV金シリーズは切れ味と耐久性に優れ、錆びにも強い万能タイプ。
一方、ハイカーボン・ステンレスは初心者でも扱いやすく、価格もお手頃です。
「手入れがラク」「長く使いたい」「とにかくよく切れる」など、自分の料理スタイルに合わせた刃材を選ぶと、毎日の調理が驚くほど快適になります。
刃付け・硬度が切れ味に与える影響って?
包丁の“切れ味”は、素材(刃材)だけでは決まらず、刃付け(はづけ) と 硬度(HRC) が大きく関係します。
この2つを理解すると、なぜ同じ素材でも切れ味が変わるのかがスッとわかります。
包丁の“刃の角度”や“仕上げ”のこと。
プロ職人が最後に行う作業で、実は切れ味の差が最も出る工程です。
- 刃角(刃の角度)で切れ味が変わる
- 角度が鋭い(細い)
- スッと入る切れ味(ただし欠けやすい)
- 角度が鈍い(広め)
- 丈夫で欠けにくい(切れ味はやや控えめ)
- 研ぎ仕上げで違いが出る
- 荒研ぎ
- 切れ込みは強いが持続性が低い
- 中研ぎ〜仕上げ
- 食材の表面をきれいに切れる
- 最終仕上げ
- トマトや刺身がスッと切れるレベル
- 左右対称かどうかでも差が出る
- 三徳・家庭包丁
- 両刃(左右同じ角度)で扱いやすい
- 和包丁・刺身包丁
- 片刃で切れ味に特化(ただし扱いに慣れが必要)
刃の“かたさ”を示す数値で、一般的に HRC(ロックウェル硬度) で表します。
- 数値が高いほど刃が薄く作れる → よく切れる
硬い鋼材は刃を細く加工できるため、食材への入りが驚くほど良くなります。
- 刃持ち(切れ味の持続)が良くなる
硬度が高いと摩耗しにくく、切れ味が長続きします。
- ただし、硬すぎると欠けやすい
- HRC 58〜60 → 家庭用に最もバランスが良い
- HRC 60〜62 → 本格派、切れ味鋭いが扱いに注意
- HRC 62以上 → プロ仕様、研ぎの知識・扱い方が必要
つまり、切れ味=硬さ×刃付けのバランス で決まります。
刃付け × 硬度の関係を簡単にまとめると
| 要素 | 切れ味 | 切れ味の持ち | 欠けにくさ |
|---|---|---|---|
| 鋭い刃付け | ◎ | △ | × |
| ゆるい(やや鈍角)刃付け | ○ | ○ | ◎ |
| 硬度が高い(HRC60以上) | ◎ | ◎ | △ |
| 硬度が低い(HRC56前後) | ○ | △ | ◎ |
家庭用なら「刃付けはやや鋭め・硬度58〜60」くらいが最も使いやすいバランスです。
初心者が失敗しない選び方
- 切れ味重視 → 硬度60前後 / 刃付けが細いもの
- 扱いやすさ重視 → 硬度57〜59 / 刃付けがやや鈍角
- 長持ち&メンテナンス性 → 硬度58〜60 / 両刃の三徳包丁
ここを押さえるだけで「どれが良いかわからない」が一気に解消します。
包丁の切れ味は、素材よりも刃付け(角度)と硬度の組み合わせで決まります。
硬度が高いほど薄く鋭い刃が作れ、切れ味も長持ち。
しかし鋭すぎると欠けやすいため、家庭では「硬度58〜60・両刃」の万能タイプが最も使いやすいバランスです。
刃長(サイズ)・重さ・持ち手の選び方は?
包丁は“刃材”だけでなく、サイズ・重さ・持ち手によって使いやすさがまったく変わります。
ここが自分に合っていないと、「切りにくい」「疲れる」原因になります。
刃長(サイズ)の選び方
- 基本は “三徳包丁 165〜180mm” が使いやすい
- 165mm → 手が小さい人・女性・家庭料理中心
- 170〜180mm → 肉・魚・野菜をたくさん切る家庭
- 180mm以上 → 大きな食材や一度に大量調理する人向け
初心者は165mmが最も扱いやすい。
- サイズ選びのコツ
- まな板の上で「刃先が十分動かせる長さ」であること
- 冷蔵庫の野菜室でよく使う食材(キャベツ・大根)を切りやすい長さかどうか
→ 迷ったら165mmでOK。失敗が少ない。
重さの選び方
- 軽い包丁(100〜130g)
- 長時間使っても疲れにくい
- 手首がラク
- 初心者・女性に人気
→ デメリット:力が必要な固い食材では押し切りが弱い
- 中間の重さ(130〜170g)
- 最もバランスが良い
- 野菜〜肉まで幅広く使える
- 家庭用の三徳包丁はこのゾーンが多い
→ 迷ったらこの重さが一番失敗しない
- 重い包丁(180g以上)
- 力を入れなくても刃が勝手に進む
- プロや男性に好まれる
- 大きな肉・魚の処理に安定感あり
→ デメリット:長時間の料理だと疲れやすい
持ち手(柄)の選び方
持ち手は“握ったときの安定感”に直結します。
ここを間違えると、どんなに良い刃材でも使いにくく感じてしまうことも。
- ステンレス一体型
- 衛生的で洗いやすい
- 汚れが溜まりにくい
- 見た目がスタイリッシュ
→ デメリット:冬場は冷たい・すべりやすい人もいる
- 木柄(木製・積層材)
- 手に馴染みやすい
- 軽くて扱いやすい
- 和包丁や高級包丁に多い
→ デメリット:水気に弱いものもあり、乾燥が必要
- 樹脂・合成樹脂(POMなど)
- 水に強い・滑りにくい
- 扱いやすく丈夫
- 家庭用で最もバランスが良い素材
→ デメリット:高級感はやや控えめ
初心者が迷わない総まとめ
サイズ
- 165mm(三徳) → ほぼ誰でも扱いやすい
- 170〜180mm → 大きな食材を切る家庭向け
重さ
- 長時間の料理 → 軽め(130g前後)
- バランス重視 → 中間(130〜170g)
持ち手
- 手入れラク → ステンレス一体型
- 握り心地重視 → 木柄・積層材
- 丈夫さ&衛生面 → 樹脂(POM)
包丁は「刃長・重さ・持ち手」で使い心地が大きく変わります。
初心者には、刃渡り165mm・重さ130〜160g・樹脂またはステンレス柄が最も扱いやすい組み合わせ。
自分の手の大きさや料理量に合わせて選ぶと、毎日の調理が格段にラクになります。
切れ味を長持ちさせるメンテと研ぎ方
日々のちょっとしたお手入れだけで、包丁の切れ味はしっかり長持ちします。
毎日の調理のついでにできる簡単なケアと、シャープナー・砥石を使った基本の研ぎ方をまとめました♪
日常のお手入れ・洗い方
- 使用後はすぐ洗う。
- 洗剤とスポンジで軽くこすり、ぬめりや汚れを落とします。
- 食洗機は避けるのが無難。
- 高温・水圧・他の食器との接触で刃が欠けたり、柄の劣化につながる場合があります。
- 洗ったあとは必ず布巾で水分を拭き取る。
- ステンレスでも水残りは劣化の原因になります。
- ディンプル(くぼみ)部分も丁寧に。
- 食材が入り込みやすいので、小さいブラシがあると便利。
保管方法
- 刃を他の調理器具と触れさせないことが大切。
- 引き出しなどに直置きすると刃こぼれの原因になります。
- 包丁スタンド・包丁差し・ブレードカバーの使用が◎。
- オールステンレス包丁は傷がつきやすいので個別保管が安心。
- 湿気の少ない場所に保管する。
- シンク下は湿度が高く、長期的に見ると劣化しやすい傾向があります。
- 磁石式ラックに収納する場合は軽く当てるように。
- 強い吸着で刃先が傷むことがあるため、ゆっくり密着させるのがポイントです。
砥石やシャープナーでの研ぎ方
シャープナーでの研ぎ方(手軽に切れ味を戻したいとき)
無理な角度をつけず、ゆっくり手前に引くだけでOK。
強く押しつけると刃が削れすぎるため、力は入れないのがポイント。
全体をムラなく研ぐことで切れ味が安定。
そのままにするとサビや劣化の原因に。
👉 定期メンテ(週1〜月1)にちょうど良い手軽な方法です。
砥石での研ぎ方(本格的に切れ味を戻したいとき)
刃当たりが安定し、研ぎやすくなる。
刃元を少し浮かせ、刃先が軽く砥石に触れる角度が目安。
押す時だけ力を少し入れ、引くときは力を抜く。
10〜15回ほど繰り返す。
両刃包丁は左右のバランスが大切。
その後は布でしっかり乾燥させる。
切れ味が大きく落ちたとき・年に数回のメンテに最適。
錆対策と防錆のポイント
使用後はすぐに洗い、水気を完全に拭き取ることが最重要。
ステンレスでも濡れたまま放置すると錆が出やすくなるため、布巾でしっかり乾燥させる習慣が大切です。
食材の酸・塩分は早めに洗い流す。
レモン・トマト・醤油・塩などは錆の原因になりやすく、刃に残すほど影響が大きくなります。
長時間の浸け置きはNG。
水や洗剤に漬けたままにすると刃と柄の隙間に水が入り込み、錆びやすくなります。
保管は湿気を避け、刃が他の金属と触れないようにする。
シンク下や湿気の多い場所は避け、包丁スタンドやカバーで個別に保管するのが安心。
軽い防錆には食用油を薄く塗る方法も有効。
長期間使わないときは、オリーブオイルなどを布に少量つけ、刃全体に極薄く伸ばすと錆予防になります。
磁石式ラックの場合は貼り付け面を清潔に。
金属粉や湿気が溜まると錆の原因になるため、定期的に拭き取ると安心です。
毎日ちょっとお手入れするだけで、包丁はぐんと長く心地よく使えます。
使い終わったらサッと洗って、しっかり乾かしてからしまうだけでも大丈夫。
湿気の少ない場所に置いてあげると、刃の状態もきれいに保てます。
切れ味が気になってきたら、シャープナーや砥石で軽く整えるだけでOK!
そして何より大事なのは、水分を残さないこと!
これが錆を防ぐいちばんの近道です♪
よくある質問(FAQ)
まとめ
切れ味の良い包丁は、素材・刃付け・使い心地のバランスで使いやすさが大きく変わります。
今回紹介した9本は、用途ごとに選びやすく、切れ味・扱いやすさ・手入れのしやすさが高評価のモデルばかりです。
自分の調理スタイルに合う一本を選べば、毎日の料理がもっとスムーズで快適になります。




